#生きる練習

日常系ゆるふわ思い付きブログ

Amber

首筋をスパッと切ってみたら人としてのおもんなさがドボドボと滴り落ちる。

この後私は誰かのために、あるいは何かのために、生きられるのだろうか。精神は自分のためだけに生きられるほど強靭ではないと思う。孤独だけはどうしようもない負の螺旋に嵌ってもそれが孤独である故にそこから抜け出す術を与えない。

時計だけが振動している。

最終的には私は私を救いきれない。定式化された関係性に救われることはないし、定式化することで救われることもない。全く次元の違う話だ。

そして私はこれまでの全ての時間・空間において誰の事も表現することすらできなかったのだと思った。俯瞰した格好をつけて何も見えてはいない土の中。苦しいふりして生を演じてる。

そんな私を、それが私である故に赦さなかったから、また一つ、希望じゃない、権利を放棄して、息するのをやめた。