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あなたの目もあなたの手もあなたの言葉も
全て私にとっては鏡のようで
いつだって私をあなたの中に映してくれていた
鏡がバラバラになったとき
破片は私の心臓の奥を突き刺して
私は傷口も大切にしようとしたけれど
鏡なんだって思うと
溶け合うことなんかなかったみたいだって
言ってるに等しい
自分しか愛さなかった私
自分しか愛さなかったあなた
本当に痛いのは
覚悟もできないような些細なこと
誰から何と言われたって
私達の関係は私達のもの
消えてなくなることなんかない永遠のもの
たとえ私やあなたが消えてしまっても
関係だけは永遠に残る
他の誰にも侵されない見えない魔法陣
ねえ、知ってた?
今もあなたの言葉で私は血を流しているの。
だから好き。