ペル方程式

何もかも良くない日。大きな不幸はないけれど、転けたとはいえないくらいに全てのちょっとした段差で躓く。そんな日もある。部屋は片付かないしセルフケアも疎かになればもう色んなことがどうだって良くなる。消費行動に逃げれば消費行動に逃げるくらいしかできないと憂鬱になり、You Tubeでも見ようかと思えばこれじゃないなと2秒で切るを繰り返す。心地よかった音楽は街の喧騒のように耳障り。布団で寝てない。メリットデメリットで諭してきたからそれらを度外視してやりたいことを軸に考えた。そんなものはないけれど。日々搾取されてると思いこんでいられれば被害者ぶって楽なんだろうね。誰がお前を殺した？どうでもいいからそんなこと。趣味は合うけど地雷だった。どれだけキツくてもありがとうで返していたらそういうところが無理と言われた。そういうことか、わかったありがとうと返した。すべてそういうことなんだよ。わかるか？神経過敏は少し感度が高すぎる。それは弱ってるだけ。占いだけに従って生きている。誰かが作為なく記述した人生を生きている。私の意思は私のものとは限らない。誰かが記述したひょっとしたら存在するかもしれない意思のようなもの、それに従って生きてるだけ。私が、あなたが、干渉しようとしても無駄なの。これが自然なの。自然と言えば、科学的に理解可能なものとして考えられている領域が自然で、その外側が超自然なんかね。ピクミンは頭の葉っぱが自然と結びついてるからその犠牲も輪廻の中のものとして正当化されてるのかな。その意味で知るかバカうどんの漫画に出てくる強姦魔も意識体として存在しているというよりかは専ら性的搾取という概念そのものが自然体として存在しているように見える。要するにいずれにしても行動原理がわからない存在なんだよ。それが愛として表象されていようが、より露悪的に描かれようが。そして私達はそのどちらでもないしそのどちらでもある。それらを容易く他者化はできないために。ただ、どうしようもないだけなんだ。これもまた作為なく記述されたものなんだ。まぐれで作った方程式。