2022-04-08 小さなビッグバン 捨てる覚悟があるかないかに拘わらず、捨てられる過去なんてものがもしあるのなら、既にそんなものは忘却されているか忘却されかかっているものだ。 ちょっとでも生きやすいなと思ったら最後、盲目となり足元を救われて快楽へと落ちてゆく。 誰かの痛みに自分の痛みを代入して、満足してしまうほどには誰のこともわかっていない。